養液栽培システムを移設

私たちの農園の心臓部ともいえる養液栽培システム「バッグカルチャーシステム」を移設しました。このシステムはブルーベリーにとって最適な環境をつくってくれます。つまり私たちにとっての心臓部となるわけです。その様子を紹介します。

続々と資材が届きました

農園にどどんと資材が届きました。
#60ポット440個ブルーベリー専用培地「アクアフォーム」220袋です。

私たち
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アクアフォームを運んでくれた運転手さんは、「昨年も頼まれましたよね~。」と私たちのことを覚えてくださいました。

さらに、かん水に必要な配管も大量に届きました。

巻かれた状態で届くので、巻きグセを直さなければなりません。
正しい手順で広げないと配管がねじれてしまうのです。
まっすぐに伸ばし、ピンで留め、数日の間農地で広げておきました。

こうすることで、農地に配管を直線で伸ばすことができます。

私たち
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主配管は50mあります。重いです。

いよいよ移設作業

(株)オーシャン貿易の担当者のお二人が、私たちのために遠路はるばる真岡市に来てくださいました。
運転時間はなんと8時間!今回は2日間に分けて移設作業をしてくださいました。

まずは、自宅に設置してあったシステムを解体します。
もちろん、再利用する部材はそのまま使います。

この間、ブルーベリーへのかん水はストップしています。

そして、農園へ。
物置の中と外で、配管のレイアウトを決め、手際よく作業していきます。

今回、農地が広いこともあり、システムから3系統の主配管を伸ばします。

私たち
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農園にとって、まさに「心臓部」です。

井戸から500L のローリータンクに直結して貯水します。
そこから、システムを経て、3系統に分かれ自動かん水してくれます。

システムが稼働する前に、肥料つくりです。
マニュアルにあるとおり、正確な量でつくっていきます。

大切なのは日々、ECとpHの値を測りしっかり管理していくこと!

正しい値になるよう、システムで濃度を変えたり、液肥タンクへ水を加えたりし、何度も何度も計測しました。
この調整に慣れないといけません。

栽培指導

オーシャン貿易の担当者から、現在の生育状況についても、しっかり指導してくださいました。
剪定の様子、摘蕾の具合など、事細かに教えてくださり、いつも勉強になります。

花の数や葉の様子を見て、「想像以上によく育っていますね。」とお褒めの言葉をいただきました。

私たち
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栽培指導のお陰です!

この辺りは小動物はよく出没するので、かん水チューブが食べられないか心配していました。まだ、ネットを張っていないため、できるだけ地面に垂らさないようセットしました。

また、この農地は交通量が多い場所でもあるので、盗難が心配です。
ですが、オーシャン貿易の担当者によると、ポット自体がとても重いのと、専用培地で育てていることもあり、盗難はめったにはない、とのことでした。

私たち
私たち

それでも気は抜けません。

次の作業は、空のポット440個に専用培地を詰め込む作業と、今年度購入した苗の植える作業です。
毎日が忙しく過ぎていきますが、青い空の下で行う農作業は大変でもありますが、楽しさの方が勝っています。

私たち
私たち

オープンまでやることだらけですが、頑張ります!

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