
いよいよ防草シートを敷設します!事前にSNSでお手伝いのご協力をお願いした私たち。
大人数で作業する前に私たちだけで敷設のシミュレーションをしました。試行錯誤の末、何とか1枚だけ敷くことができました。
また、シート敷きだけではなく、地域の方の優しさ知った1日でもありました。
防草シートが届いた

農地60アールの内、約50アール分を防草シートで敷きつめます。
その面積分の防草シート必要枚数を計算したところ、幅4m×100mの防草シートがなんと全部で14本です!

運送トラックからこちらで準備した2tトラックに積み替えました。そこから私たちで農園に運びました。

伯父さん所有の2tトラックです。
いつも伯父さんに助けられています。
まずは私たちでシミュレーション
事前にSNSでお手伝いを呼び掛けたところ、4名の方にお返事をいただきました。本当にありがとうございます。
せっかくご協力いただいた方々に失礼になってはいけない!と、まずは私たちで1枚シートを敷いてみることにしました。
事前にシミュレーションをすることで細かい部分の「?」が見えてくると思ったからです。

1本あたりの重量は50kg近くあり、一人ではとても運べません。
写真のような台車付きの荷台で敷設場所まで運びました。
最初の1本は基準となるため、慎重に慎重に位置決めをしていきます。


農地に目印がないので、道路の白線を基準に垂直を測りました。

ここだけですでに30分経過…。試行錯誤の連続です。
ひたすらピンを打つ!
最初のスタート位置が決まったら、あとは少しずつシートを伸ばしながら、ピンを打っていきました。

写真を撮る時間もなくピン打ちしてました。

ピンを打つ間隔はこの図の通りにしました。周囲が約1m間隔、中央はそれぞれ2m間隔です。
ちなみに準備したピンの数は5,100本!
やっと1本

やや風の吹く中でしたが、やっと1本敷くことができました。この1本敷くのになんと3時間です。たった1枚ですが達成感がすごいです!

2枚目からは、もっとスムーズにいくといいなぁ。
そして、最後に現れた救世主
今回の作業を始める前に、近くで農園活動されているファームの方々にご挨拶に伺いました。ここは、近隣の地区の区長さんたちが集まって、お客様に野菜の収穫体験などを提供している観光農園です。

こんにちは。
今日から本格的に作業を始めていきます!

おー
頑張ってね!応援してるよ!!
あの場所は田んぼだったから水が抜けないでしょ~。

そうなんです。
雨の後は水が引くのに時間がかかっちゃって…。
側溝を掘ろうとは思っているんですが…。

うまく水の抜け道を作っておくといいよね。
と、そんな会話をした後、作業に取りかかりました。
しばらくして、シート敷設作業が終わる頃、先ほどのファームの方々から電話がありました。

地区の公民館長さんが、バックホーで側溝を掘ってくれるって!

え?!本当にいいんですか?!
と、私たちに声をかけてくださったのです。まさに神に見えました!すると、遠くからトラクターがやってきて、すぐに作業に取りかかってくださいました。

ところで、バックホーって何?

辺りはもう夕方です。農地の周囲をぐるっと溝を掘ってくださいました。
しかも真っ暗になるまで、作業をして下さって…。感謝感謝で、感謝してもしきれません。

今日は地主様も来てくださいました。お野菜をいただいたり、転圧も手伝っていただいたり…。
また、伯父さんも見に来てくれました。
周りの皆さんの優しさに触れることができました。

皆様、本当にありがとうございました!!
そして次回はいよいよ、シート敷き本番です。さて、どこまで敷けるか?
頑張ります!ご協力いただける皆さま、どうぞよろしくお願いします!
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