私たちは、女子二人で農園を作っています。
さて、どのようなことがきっかけになり、二人で農業をスタートすることになったのでしょうか。
大変だからやめときな~
2021年当時、このブルーベリー農園の構想は、私にとってまだまだ大きすぎる「夢」でした。しかし、その本気度は日に日に高まっていくばかりです。
それでもやはり、現在の仕事を辞めて、農業の世界へ飛び込むことはとてもハードルが高いし、まだまだ現実味はなく、私の中だけでその「想い」はとどまっていました。
それでもこの構想について、身近な人へ「こんな風に考えているんだ――」と、話をしていました。
その反応は、というと…、
「大変だからやめておきなー(笑)」
「え~すごいね~(笑)」
というように、私の本気さは伝わらず、軽く流されてしまっていました。
それでも、自分の想いを固めるかのように、人を選びながら、アウトプットをし続けていました。
つながった想い
2021年7月のことです。
家族ぐるみで仲がよい友人と、キャンプに行ったときのこと。その友人に話しても、きっと周りと同じような反応なんだろうなぁと思いつつ、想いを打ち明けてみました。
あのね、私さぁ。農業に興味があるんだよね~
農業?!
実は私もなの!!
えっっ?!!
家庭菜園とかじゃなくて、本格的な農業だよ?
そうだよそうだよ!
実は私も、農業で仕事を探そうかなと思っていたの。
えーーー!!!
でもね、ただの農業じゃないの。
農業をとおして、真岡市を元気にしたい、
盛り上げていきたいと思ってるの。
うんうん!
今の仕事をしながら思っていることがあってさ。
ここ真岡市は魅力がたくさんあるのに、
人口は減り続けているという現実があって…、
もっとまちを元気にしたい!
真岡に住む人みんなが自分のまちに愛着をもって
過ごせるまちになったら素敵だな。
そして、たくさんの人が訪れてくれるような
まちになったらいいな、
って思うようになったんだ。
それもすごく分かる!
真岡市にはいいところがすごくたくさんあるのに、
その魅力がいろんな人に知ってもらえてないのが残念だなって、
ずっと思っていたの。
(思いも寄らない反応に逆にビックリ!)
エッ?
なんとなくじゃなくて、
本気で考えてるんだよ?!
うんうん!分かっているよ!
私も本気でこのまちがもっと賑わってほしい
って思ってる!
まだ構想段階だけど・・・、
「農業をきっかけとしたまちづくり」を
私と一緒に創っていかない?
ぜひぜひ!
一緒に創っていこ!!
私も友人も、「まち」と関わる仕事をしていたので、ずっとそんな想いを心の奥でもっており、それを勇気をもってアウトプットしたことで、つながった想いでした。
アウトプットしなかったら、
お互い静かに心の中で
ずっとモヤモヤと思い続けているだけでした。
2人で農園づくりスタート
その後は、焚火を囲みながら、時間が経つのも忘れて、壮大な夢の話で盛り上がりました。その友人と夢の広がりを本音で語り合えたことは、本当に嬉しかったです。
初めて、話をちゃんと聞いてくれて、その想いも分かってくれて、しかもしかも、賛同してくれて。
こんなところで、思いがけず一緒に農園をつくっていく仲間ができ、ここから一気にストーリーが進みだしました。
「想い」は変わらず
本格的に農業を進めていくことを決めた私たち。
もちろん最初から順調とはいきません。一緒に進む仲間を見つけたからと言って、周りからの声はそう簡単には変わりませんでした。
などと、否定され続ける日々…。
新規事業あるあるですね。
それでも私たちの「農業で真岡市を元気にしたい」という想いは強く、変わることはありません。二人で力を合わせて理想的な農園を創っていきたいと思います!
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