連日のように猛暑日のニュースと災害のニュースが流れています。災害に遭われた方々の一刻も早い復旧を願っております。
さて、私たちは毎日ブルーベリー観察しています。生育は旺盛ですが、その分たくさんの発見「!」と疑問「?」があり、分からないことだらけです。今回はそんな農業初心者目線の農作業を紹介します。
何事も経験です!
苗植えから半年
私たちは、2022年の12月末にブルーベリー350本の苗植えをしました。
そのときの記事はこちら↓
また、2023年3月中旬にバッグカルチャーシステムによる養液かん水を始めました。
そのときの記事はこちら↓
植えてから、約半年、養液かん水を初めて4か月――。
ブルーベリーたちはこんなに大きく生長しました。とても順調です。
苗植え直後はこんな弱々しかった苗木たちも、半年後には御覧の通り↓
改めてバッグカルチャーシステムのすごさを感じています。
担当者にも、順調な様子を伝えました。
お陰様でこんなに大きく生長しました!
思った以上に順調です!素晴らしいです。
でも…
油断して枯らせてしまうこともあるので注意してくださいね。
あ、そうですね!
気をつけます!!
あれ?枯れてる?
(株)オーシャン貿易の担当者の予感が的中したのか、ひとつのブルーベリーの先端が枯れているのを発見しました。
すぐに担当者に連絡です。
枝や幹の表面を観察してください。
かじられた跡はありませんか?
あ!ありました。
枝の一部にガリガリした跡があります!
カミキリムシの仕業かもしれません。
どこかに成虫はいませんでしたか?
いました。
ゴマダラカミキリムシです…。しかも発見したときは、しっかり幹をかじっていました。
可哀そうですが、すぐ捕殺です。
しかも、この成虫がいたということは、樹に産卵し、幼虫が幹の中を食害してしまう恐れがあるとのことです。そうすると、その樹は枯れてしまい、残念なことになってしまいます。
樹の根元をよく観察し、幼虫がいないかどうかをよく見ていく必要が出てきました。
農業は甘くない…。
あれ?これは病気かな?
これは「ジュエル」という品種です。この品種が全体的にこのような枯れ具合です。
すぐに担当者に連絡しました。
この品種だけが、症状出ています。
びょ、病気ですか?!
葉枯病の可能性があります。
以前、この記事で、「マニュアルがあります」と記載しておりましたが、それは誤りでした。誤解を招く表現をしてしまいご迷惑をおかけいたしました。
「自然」には逆らえません。昆虫たちも厳しい自然の中で必死で生きているのです。また、日々観察をしていても、病気には勝てません。
勉強の毎日です。この経験を生かしていきたいと思います!
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