農作業の「!」と「?」

連日のように猛暑日のニュースと災害のニュースが流れています。災害に遭われた方々の一刻も早い復旧を願っております。
さて、私たちは毎日ブルーベリー観察しています。生育は旺盛ですが、その分たくさんの発見「!」疑問「?」があり、分からないことだらけです。今回はそんな農業初心者目線の農作業を紹介します。

私たち
私たち

何事も経験です!

苗植えから半年

旺盛なブルーベリー

私たちは、2022年の12月末にブルーベリー350本の苗植えをしました。
そのときの記事はこちら↓

また、2023年3月中旬にバッグカルチャーシステムによる養液かん水を始めました。
そのときの記事はこちら↓

植えてから、約半年、養液かん水を初めて4か月――。
ブルーベリーたちはこんなに大きく生長しました。とても順調です。

2023年1月2日

苗植え直後はこんな弱々しかった苗木たちも、半年後には御覧の通り↓

2023年7月15日

改めてバッグカルチャーシステムのすごさを感じています。

担当者にも、順調な様子を伝えました。

私たち
私たち

お陰様でこんなに大きく生長しました!

担当者
担当者

思った以上に順調です!素晴らしいです。

でも…

油断して枯らせてしまうこともあるので注意してくださいね。

私たち
私たち

あ、そうですね!

気をつけます!!

あれ?枯れてる?

(株)オーシャン貿易の担当者の予感が的中したのか、ひとつのブルーベリーの先端が枯れているのを発見しました。

もしかして枝枯れ病?

すぐに担当者に連絡です。

担当者
担当者

枝や幹の表面を観察してください。

かじられた跡はありませんか?

私たち
私たち

あ!ありました。

枝の一部にガリガリした跡があります!

担当者
担当者

カミキリムシの仕業かもしれません。

どこかに成虫はいませんでしたか?

ゴマダラカミキリムシ発見…

いました。

ゴマダラカミキリムシです…。しかも発見したときは、しっかり幹をかじっていました。
可哀そうですが、すぐ捕殺です。

しかも、この成虫がいたということは、樹に産卵し、幼虫が幹の中を食害してしまう恐れがあるとのことです。そうすると、その樹は枯れてしまい、残念なことになってしまいます。

樹の根元をよく観察し、幼虫がいないかどうかをよく見ていく必要が出てきました。

私たち
私たち

農業は甘くない…。

あれ?これは病気かな?

葉枯病?

これは「ジュエル」という品種です。この品種が全体的にこのような枯れ具合です。
すぐに担当者に連絡しました。

私たち
私たち

この品種だけが、症状出ています。

びょ、病気ですか?!

担当者
担当者

葉枯病の可能性があります。

以前、この記事で、「マニュアルがあります」と記載しておりましたが、それは誤りでした。誤解を招く表現をしてしまいご迷惑をおかけいたしました。

「自然」には逆らえません。昆虫たちも厳しい自然の中で必死で生きているのです。また、日々観察をしていても、病気には勝てません。
勉強の毎日です。この経験を生かしていきたいと思います!

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