私たちは、ブルーベリーたちを特別な方法で栽培しています。
この栽培方法は「バッグカルチャーシステム」といい、技術として確立された養液栽培システムです。そのため、農業初心者の私たちでも、大きな失敗をすることなく育てることができます。
大粒で美味しいブルーベリーが育つこの「バッグカルチャーシステム」とは、どんなシステムなのでしょうか。
私たちがどのようにブルーベリーを育てていくのかを紹介します。
バッグカルチャーシステムとは
バッグカルチャーシステムとは、(株)オーシャン貿易さまの技術です。世界初のブルーベリー養液栽培システムであり、全国各地でブルーベリーの栽培が可能となりました。これまで350件以上の導入実績があるそうです。
バッグカルチャーシステムは、”ブルーベリー栽培のビジネス化は困難だ”という定説を覆し、今では観光農業や商業施設の集客支援策として350件以上に及ぶ導入実績を誇ります。
出典:(株)オーシャン貿易 果樹栽培関連
私たちは、このシステムを採用しました。このシステムのお陰で、ブルーベリーに最適な環境を作り出すことができ、大粒で美味しいブルーベリーをご提供できます。
私たちのシステム
私たちは現在、栽培地にて360本のブルーベリーを育てています。
数年後には、移設する計画のため、システム一式を収納する小屋は、簡易的なものとなっています。
そのため、小屋の中は狭いですが、最小のスペースで最良のシステムを構築しています。
特殊培地「アクアフォーム」と、水質に応じて設計された専用肥料「ベリートップ」を、専用混入機によって適切な濃度にし、ブルーベリーたちに与えます。
ブルーベリーは、酸性を好むため、PH調整(PH4.8前後)が必要になります。
今回は通水試験のため、肥料の混入はありません。
このシステムの担当さまとは、常時連絡ができるようになっており、導入後のアフターフォローも安心です。
また、このシステム以外にもブルーベリー栽培関係でも、ちょっとした質問にも親切丁寧に回答してくださいます。とっても心強いです。
いつもいつも助かります。
頼りにしています。
通水試験の様子
システム一式が設置されたら、いよいよ通水試験です。
これまで、自分たちで配管し、各ポットへドリップピンをセットしてきました。果たして、無事に通水するのか?!どこか水漏れはしていないか?!
ドキドキしながら通水試験を待ちました。
そして・・・!
おおおお~っ!
無事に全てのポットに水が送られました!通水試験、ばっちり合格です!!
全てのドリップピンから、ぽたぽたと落ちる無数の雫を見たときは、感動✨です。
通水の様子を動画にしました。
今は真冬ということで、通水試験の後は、水抜きをして管の凍結に備えました。本格的に稼働するのは今度の春になりますね。
関東地方の冬はものすごく乾燥します。
まだ苗木が定着していないことや、アクアフォームが安定していないことから、時々シャワーで軽く水を撒いています。
地道な作業ですが、ときどき虹が出るのが癒しです。
今度の春に実際に稼働するのがとても楽しみです!
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