⑤まちづくりとの関わり

第5話です。
前回までは、想いをアウトプットすることで得ることができた繋がりのお話でした。今回のお話も、自分たちの想いを発信し続けることで、異業種の方々と「まちづくり」という視点で広がりをもつことができた、というお話です。

「まちづくり」との関わりができた

ちょうど、ビニルハウスの活用のお断りの回答をお伝えした頃と同時くらいに、ある会社とも繋がりをもつことができました。

その会社は、「まちづくり」のためのイベントを企画実行するなど、真岡市に賑わいをもたらせ、市全体を活性化させたいと考えている会社でした。やはり、私たちと同世代が集まって立ち上げた会社で、市の将来のことを真剣に考えていました。

ところで、なぜ、私たちがこの会社の皆様と繋がることができたのでしょう。
それは、2022年9月のことです。

地元のトマト農家さんに相談

え、なぜトマト農家?
それは、農家のことは農家に聞いた方が近道!という考えからです。

地主さんとの交渉が上手くいかず、途方に暮れていたとき、私たちの想いに賛同してくれた知人から、「農業のことなら何でも相談に乗ってくれる」というトマト農家で真岡市の農業士の方がいらっしゃると聞きました。
さっそく連絡をとってみると、私たちに興味を示していただき、「お話を聞きたいから、すぐに会いましょう!」ということになったのです。

私たち
私たち

初めまして。
私たちは、こういう想いがあって…
でも、農地取得で困っているんです。

トマト農家さん
トマト農家さん

初めまして。
なるほど!とても興味深いですね!
若い世代が農業で頑張ろうとしているのは嬉しいです。

実は、私も関わっているんですが、
「まちづくり」を目的としたある会社があってね。
市内に新しい「イチゴ観光農園」を立ち上げようして
頑張っているんだよね。
ちょうど彼らも農地交渉をしている最中。
よかったら、その会社を紹介するよ。

私たち
私たち

はいっ!
ぜひぜひ!紹介してください!!

すぐに意気投合

その日のうちに、会社の社長と連絡がとれ、お会いすることができました。

私たち
私たち

トマト農家さんから紹介受けました。

初めまして!

社長さん
社長さん

初めまして。お話は伺っています。

ぜひ私たちと一緒に真岡市を盛り上げていきましょう!

私たちの想いとブルーベリーの持つ潜在能力を語り、そしてその会社が「イチゴ観光農園」をどのようなコンセプトでどのように開園していくのかのお話を伺うことができました。

イチゴの観光農園の開園時期は11月から5月までです。私たちのブルーベリー農園はそのちょうど後の6月から8月までが摘み取り時期ということもあり、そのふたつがコラボすれば、長く継続して旬の果実を楽しむことができるかもしれない!
このように、イチゴとブルーベリーがうまく機能していくことができれば、「真岡市の活性化」につながり、賑わいが生まれ、結果として「まちづくり」に貢献できる!これは、ものすごい相乗効果になるのではないか!と互いに意気投合しました。そして毎週のようにミーティングを重ねていったのです。

ちょうどその会社も何か所かの農地交渉をしている最中で、これらの交渉が上手くいけば、私たちのブルーベリー農園も同じ農園内に設置できるかもしれない、とお互いの事業計画のすり合わせをしていきました。
しかもその交渉している場所は、真岡市民、いや栃木県民ならだれもが知っている人気スポットの周辺です。これが実現できたら、新しい名所が生まれる!そう確信しました!

そして、ミーティングを重ねた結果、「YES」をいただける可能性が最も高い農地に照準を合わせることになりました。

準備が大詰めです

このようなレイアウト案を作成。いよいよ農地交渉です。

地主さんはこれまでの交渉の中で、口約束のレベルでしたが、農地を貸してもいいという意思表示をされていました。
今回、私たちも大きく関わる可能性があるので、そのまちづくりを主体とする会社の社長と一緒に農地の本契約に行くことになりました。

さらにさらに、前述したトマト農家さんも一緒に同行していただくことになり、盤石の構えで農地の本契約に向かいました。

私たち
私たち

今までにないくらいの緊張感!

いよいよ農地本契約

ドキドキしながら、約束の時間に地主さんの御自宅に伺いました。

社長さん
社長さん

こんにちは。

こないだお電話でお話しした件ですが…

いかがですか?

地主さん
地主さん

やーどもども。

農地の件だね。おや、この方は?

私たち
私たち

初めまして。私たちは

市内でブルーベリー農園を開きたいと思っています。

地主さん
地主さん

そうなんですね。
若いのにしっかりしてますね。

社長さん
社長さん

さっそくですが、本題に移らせていただきますね。

私たちはこのようなコンセプトでこんな農園を

展開していきたいと考えているんです。

地主さん
地主さん

ほうほう。

社長さん
社長さん

それで…

地主さまの農地を私たちに貸していただけないでしょうか。

トマト農家さん
トマト農家さん

私からもぜひお願いします。

さて、地主さんの回答は・・・?!

地主さん
地主さん

なるほど…。
話はよーく分かった。俺も昔イチゴの観光農園やってたからな。
ここの場所はお客さん入るよ~。

ただ、これまで、貸してもいいって言ってたけど
よーく考えたら
親戚の子が農業に興味をもつかもしれなくてな。

ご先祖からの大事な農地は、やっば身内に譲りてーんだよ。

社長さん
社長さん

え?!

トマト農家さん
トマト農家さん

え?!

私たち
私たち

え?!

交渉の結果

なんと、本契約直前で地主さまに断られてしまいました。

その回答の後も、社長さんやトマト農家さんは粘り強く説得していましたが、結局首は縦に振ることがありませんでした…。

契約は上手くいく!と思っていた私たちでしたが、そうそう物事は簡単ではないということを改めて思い知らされました。
ここまで積み上げてきたものが、ガラガラと音を立てて崩れ去ったような気持ちになりました。
契約は白紙になってしまいました。

しかし、いつまでもくよくよしていられません。会社の皆さんはもう次の一手を考えています。

社長さん
社長さん

次は場所を変えて…。この場所はどうだろう。

こういった切り替えのスピード感が会社経営には必要なのでしょう。

しかし、次の農地は広さが足りなく、私たちのブルーベリー農園を併設するのは難しそうでした。
またまた、農地探しが振り出しに戻りました。

ご縁に感謝

これまでビニルハウスをお話をいただいた会社や、このまちづくりの会社の皆様とのご縁と経験は、私たちにとってかけがえのない糧となりました。

多面的な視点をもち、少しづつ発想を変えることで、新たな道が開けるかもしれない!そう思えるようになってきたのも、この繋がりをもったお陰でした。

そんな貴重な経験を得ることができた2022年の秋も終わりに近づく頃、発想の転換をすることで、農地取得の動きが大きく変わってきた…?!
それは次回のお話に続きます

私たち
私たち

次は「発想を転換してみよう」というお話です。

第6話から番外編までは、農地を探すときのヒントや、私たちの経験談などを本当に興味のある方にお伝えしたいとの理由から無料限定公開とさせていただきます。
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