農園の水源確保!井戸工事始まりました

ついに井戸工事が始まりました。
私たちの農園には必要不可欠な「水」。その水源確保のため、上下水道を利用する方法もありましたが、私たちは井戸を掘りました。さて、水源を井戸にした理由とは?!

水源の確保

ブルーベリーは、水が大好きです。特に成長期は、多くの水を必要としますが、水はけが悪いと根腐れを起こしてしまい、枯れる原因となります。

そのため、私たちの栽培方法は、特殊な専用培地を使用し、ブルーベリーに最適な環境をつくっています。
さらに、自動潅水システムにより、適切な量の水と配合した肥料を与えることで、よりおいしいブルーベリーを実らせることができます。

当然ながら、その自動潅水システムには、水源が必要です。しかも、多くのブルーベリーに与えるために、大量で安全な水が必要になります。

いろいろ話をする中で、私たちが観光農園を開くこの農地で確保できる水源は、以下の3つということが分かりました。

  1. 農業用水
  2. 上下水道
  3. 井戸
私たち
私たち

それぞれ検討してみましょう。

まずは農業用水を検討

開園予定地は、農地整備が進んでいるため、全ての圃場に農業用水の配管が通っています。これなら年間の水利料だけで、水源を確保できそうです。さっそく地主さまに聞いてみました。

地主さま
地主さま

この農業用水ね。

田んぼのために引いているから、田植えと稲刈り前の間しか水は来ないよ。

水は鬼怒川から直接流れている水になります。

詳しく話を聞くと、5月から8月までの期間しか通水していないこと、自然の中に流れる川の水なので水質が安定しないことが分かりました。

この期間だけでは、とても足りないこともあり、農業用水は断念することにしました。

次に上下水道を検討

私たちは、次に上下水道を考えました。安定で安全な水源だからです。
開園予定地の近くには、地元野菜の直売所である「あぐ里っ娘」や「イチゴ観光農園」があるため、上下水道が配備されいています。市の水道課に問い合わせてみました。

私たち
私たち

農地に上下水道を引きたいのですが…

水道課職員
水道課職員

場所は…。

あーここですか。近くに水道管が通っていますね。

そこから分岐して引くことになりそうです。

何とかなりそう、と思い、今度は市内の水道関係に詳しい設備屋さんに問い合わせをしてみました。

設備屋さん
設備屋さん

なるほど。
この場合、道路のアスファルトを掘り起こして水道管を通す工事、水道を分岐する工事、さらに該当する道路を封鎖する日数など、もろもろ計算すると、300~500万円以上の工事費になりそうです。

さ、300万円以上…。うーん。初期投資額としては痛い出費…。しかも上下水道には当然毎月水道料金がかかります。これもランニングコストとして計上しなければいけません。

私たち
私たち

うーん。安定の水質は魅力だけど…。

最後に井戸を検討

最後に井戸を考えました。井戸掘りには多額の投資が必要ですが、日々のランニングコストは無料です。問題は水質です…。

近くのイチゴ観光農園さんに聞いてみたところ、そのイチゴ農家さんも井戸を掘っていることが分かりました。
さっそくその井戸屋さんを紹介していただき、相談しました。

井戸屋さん
井戸屋さん

ここの水質はいいですよ!
水脈もばっちりです。
ただ、高台なのでやや深く掘る必要があります。

私たち
私たち

それは心強い!でも深井戸なのか‥‥。

最終的には、工事費と維持費とトータルで検討した結果、水源を井戸にすることに決定しました。
そうすれば、潅水システムの他にも、ミストなど、他に「水」を活用できる場面が増えると思いました。

井戸工事が始まりました

2023年のうちに、井戸業者を決め、見積もりをとりました。工事日や井戸の場所を事前に打ち合わせをして、2024年4月、いよいよ井戸工事のスタートです。

とても天気が良い日に始まり、1日で20m以上も掘り進めることができました。

私たち
私たち

井戸職人さんすごい!

開通までは約1週間ほどです。そのあと、井戸内の洗浄や水質の調査などさらに1週間の期間で実際に使用することができます。

もうすっかり春です

農園の片隅にはかわいいタンポポが咲いていました。農園はもうすっかり春ですね。

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