
いがしら観光農園 BLUEBERRY BASE MOKAは、2024年にプレオープンしました。ブルーベリーのシーズンは「夏」です。さて、開園1年目のシーズンオフはいったいどんなことをしているのでしょうか。忙しいの?それとも悠々と自分の時間を過ごしているの?そのリアルをご紹介します。
シーズンオフの実際は?

結論からお伝えすると・・・
「忙しい」です!
でも、とても充実しています!
では、開園1年目のシーズンオフはどんなことをしているのでしょうか。ご紹介いたします。
視察に行ってきました

2024年8月末に、千葉県富里市の「富里ブルーベリーファームmökki」さまへ遊びに行きました。
ブルーベリー狩りは終了していたのですが、カフェの営業はしていたこともあり、スタッフ家族と一緒にお伺いしました。
とってもおしゃれで施設も充実している農園様で、実は、開園前からずっと気になっていた場所です。
真岡からクルマでは2時間と少しでした。実際に来園すると、想像以上に素敵!
おいしいスイーツと雰囲気のあるカフェ。ずっと滞在したくなる、そんな空間です。

特別にブルーベーリー農園も見学させていただきました。参考になるものばかりで、いろんなことを根掘り葉掘り聞いてしまいました。
お忙しい中、ご対応いただきありがとうございました!
相談・見学・インタビューなどなど

おかげさまで、各方面から相談や見学、インタビューなどのお問い合わせがありました。
オンラインでの個別相談もありましたが、今回は、実際に農園に来られた方をご紹介します。
宇都宮大学の学生さんから
地元の大学の宇都宮大学地域デザイン学科の学生さんから、ご自身の研究のためのインタビューを受けました。
私自身とても楽しいインタビューで、大学生の考え方、今の高校教育、最新の情報などなど、とても勉強になったし、今後の計画に向けて、ヒントをたくさんいただきました。
「2030年までが日本のラストチャンス」
加速する少子化。日本はこれから、その少子化により毎年100万人都市が1つずつ消滅するくらいのスピードで人口減少が進んでいくと予想されているそうです。
さらに、若者減少が急激に進むのが2030年代といわれています。この2030年までに、この人口減少を食い止め、人口増に転じないと、日本の経済成長の発展も難しくなるとのこと。
この課題解決に向けて、学生さんが取り組んでいます。本当にすごい!たくさんの刺激を受けました。

いつか、このような若者と仕事がしたい!
2030年まであと5年?!ですが、私ができること、私ができる方法について、模索しながら頑張っていこうと思いました。
農園の見学
11月には、群馬県から農園の見学にいらっしゃいました。
当農園と同じ栽培システムを導入検討とのことで、そのシステムや栽培の実際について情報交換をしました。
が!
ふたを開けてみれば、むしろ私の方が教わることが断然多かったのです。
効果的な除草法や、農園づくりのノウハウなど、学びだらけでした。
たくさんのことを教わり、今の課題や今後の展開の参考になりました。

同業者の方との交流や情報交換は大切ですね。
全国の同業者の皆さま、情報交換よろしくお願いいたします。
先輩ブルーベリー農園から!
なんとなんと!先輩ブルーベリー農園の「富里ブルーベリーファームmökki」さまが、当農園に来てくださいました!
これから冬の時期に向けての農作業や、農園経営の仕方など、とても参考になるお話をいただきました!
実は、来年に向けて大幅にレイアウト変更・施設の拡充を検討中の私たち。その労力を考えて、ゾッとしていましたが、mökkiさまのフットワークの軽さでどんどん農園を改良されている話を聞くと、こちらも俄然やる気が湧いてきました!
mökkiさまは、インスタでたくさんのアイテムやDIYの様子を発信してくださいます。いつも参考にしています!

グランドオープンに向けて、この学びを活かしたいです!
▼当農園への見学・視察についてのお問い合わせはこちら
アイデア会議

そして、12月。
地元の同世代農家が集まって、何か面白いことできないか?との発案があり、「アイデア会議」をしました。
この会議の様子は、Instagramのライブ発信しました!私自身初めての経験。あっという間の45分間でした。
このアイデア会議は、地元真岡市で完全有機野菜農家を営んでいる、まんまる農園代表の丸山尚史さんからの呼びかけで実現しました。
そして、大手エンジニアリング企業から脱サラし、真岡市でナス農家を営んでいるHeartich Farm 代表の賀川元史さんと私の三人で、それぞれの得意分野を活かしたイベントを企画することになりました。

詳細についてはまだまだ未定ですが、どんなイベントになるか、私自身もワクワクです。
もちろん農作業もやっています

もちろん農作業も頑張っています!こちらは、ブルーベリーの剪定作業です。
大粒で甘いブルーベリーが実るための大切な作業です。
実は、この作業。来年の収穫量が決まる超重要な作業です。
ブルーベリー農家とはいえ、まだまだ未熟…
どの枝を剪定すればいいか悩んで、考えて、またまた悩んで…の繰り返し。

まだまだ遠い道のりです。
その他にも、事務的な作業も山ほどあります。
- 経理関係
- 補助金関係の報告書
- もおかグリーンツーリズムの視察・会議
- 次年度の施設拡充のためのミーティング
- 次年度に向けたレイアウト検討
- 提供スイーツの試作
- 次年度の経営計画
- チラシ、ポスターデザイン・発注
- 看板作成
- 他にもたくさん!

これはほんの一部です
時間はどれだけあっても足りませんが、実際はとても充実しています!
シーズンオフの準備期間を効率的に使い、来年度のグランドオープンに向けて頑張ります!!
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