
日本ブルーベリー協会のシンポジウムにて、事例発表をさせていただきました。協会としても、「養液栽培」についての事例発表は「初」だったそうです。また、登壇者として「新規就農者」も「初」とのことです。貴重な機会をありがとうございました。
いざ東京へ!

今回は、電車の旅。
シンポジウムは東京都の品川区にある「きゅりあん」で行われます。
久しぶりの電車旅ですが、あまりに久しぶりすぎて電車に酔ってしまいました…。

お土産は、栃木県真岡産の国産バナナ「とちおとこ」のクッキーを買っていきました。
会場入りしました

今回、発表者としての参加です。
シンポジウム前に登壇者の皆様とランチミーティングをしました。ここでも皆さんの興味は「なんで公務員から農家になったの?」やはり気になる部分ですね。

会場には、BLUEBERRY BASE MOKAの展示ブースも設置させていただきました。
大粒ブルーベリーのジャムとフライヤーを展示しました。
大きな学び

シンポジウムでは、基調講演として、元京都大学准教授のGarry Piller先生のお話を伺うことができました。ブルーベリーの栄養管理について、世界の情勢を交えながら、専門的なお話を聞くことができ、大きな学びでした。
事例発表では、いつもお世話になってる「(株)オーシャン貿易」からバックカルチャーシステムの紹介がありました。この養液栽培で、ブルーベリーの樹は20年以上も植え替えなしで元気に育つことを改めて確認しました。
美味しいブルーベリーを育てるための科学的根拠を交えた説明や異常気象の中でのブルーベリー養液栽培の有益性など、大きな学びがありました。
そして、静岡県でご活躍されている「平野農園」の事例発表も大きな気づきがありました。平野さんも脱サラで農業を始め、10年以上も土耕栽培と養液栽培の二刀流で経営なされています。農園のストーリーでは、手作りのテーブルひとつからスタートし、ここまで大きくなった経緯を知り驚きました。現在はSNS戦略や思い出を売る農園の取り組みなどを紹介していただき、私自身とても刺激になりました。

いよいよ私の番!
いよいよ発表!

いざ、発表するとなると、急に緊張してきました。
なにしろ、日本ブルーベリー協会の会長様や理事長様を始め、ブルーベリー業界を第一線で引っ張ってきた皆様100人の前で、私のような若輩者がお話をするのです。

よ、よし!やるか!
私の出番は一番最後で16時。お疲れの時間帯です。参加者の皆さんは午前中は総代会、そして13時からシンポジウムで、ずっと座りっぱなしということもあり、保健師時代のアイスブレイクを導入し、場を和ませつつ、発表をしました。
もち時間は30分です。真岡市のPRを混ぜながら、当農園の紹介、公務員から農家へ転身した経緯、養液栽培の導入経緯や実際にやってみた感じたメリット・デメリット、そして今後の展望など、私のブルーベリー農園への想いを熱くお話しさせていただきました。

その後のパネルディスカッションでは、質疑応答も交えて参加者からの意見が飛び交い、とても有意義な時間でした。
その後の懇親会では
シンポジウム終了後に、参加者同士で名刺交換をしたり、情報交換をしたりする時間がありました。その後、別室で懇親会が行われました。
こういった協会の懇親会には初めて参加しましたが、参加者の方々や、会の会長様、理事長様などから、たくさんのお声がけをいただき、とても嬉しく思いました。
今回のシンポジウムでは、ブルーベリー協会の会長様や理事長様、栽培士様、関係企業様、北海道から九州のブルーベリー農園さんたちと繋がる事ができ、たくさんの刺激と情報をいただき、大変有意義な時間を過ごすことができました。わかさ生活の方ともお話ができ、テンションあがっちゃいました(笑)
全国にたくさんの仲間がいることは大変心強いです
ブルーベリー協会の会員の方々は、土耕栽培を中心にブルーベリーを育てていらっしゃる方がほとんどと聞きました。今回、養液栽培の実際を初めて取り上げたそうです。そのためか、例年になく参加者も多く、懇親会にも多くの方が参加されたとのことです。

皆さんブルーベリー愛に溢れた方々ばかり。
貴重な機会をありがとうございました!!
シンポジウム終了後もまだまだ情報交換は足りず、平野農園さんと珈琲タイム♪
ここでも本当にたくさんの情報交換ができました。

平野農園さんはこの後,別の農業を広めるイベントに参加するとの事で、夜の東京へ出掛けて行きました。やっぱり皆様すごいパワフルです。
これからもたくさんの勉強をして、皆様に美味しいブルーベリーをお届けできますよう、頑張っていきます!!

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